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以下、この色が至鋭子のネタで、この色がまっきーのネタです。
この色は編集の際の注釈とツッコミです。
「……アッ、ア、や、ダメ、ダメです、速水」
切羽詰った声で、ヴォルグが必死にオレの手を退けようとする。オレはもちろん不機嫌になってそういう表情を隠すことなく言った。
「んでダメなんだよ」
「なんで………わかりませン……ぅあ!」
一瞬困って考え込んだスキに、服の上から体をなぞる。途端に体を丸めるヴォルグに口を近づけて囁く。
「なんでダメなのかもわかんねーのか」
「ア、だって、速水、アッ、………ッ、……っっ」
さわさわと体をなぞり続け、首筋に噛み付くと息を詰めるのが判る。おかまいなしに噛みながら舌を這わせる。
「はや……、速水……、ど、どうして、いいカ……っ、!……あ!」
「どうもしなくていーって。じっとしてろ」
「イヤ……!イヤです……イヤ、速水……」
口では不機嫌そうにしていたが、実際オレは楽しくて仕方なかった。絶対やめてなどやるものか。どうせ最後はいつでも潤んだ瞳でオレを見上げてくる。オレを欲しいと強請る瞳だ。
膝でヴォルグの足の付け根を擦り上げるといよいよ泣きそうな声でオレにしがみついてくる。
「ひゃぁっ」
オレはもう無言でヴォルグのからだの隅々まで愛撫をする。ヴォルグの体が弛緩し、制止の声が甘く柔らかい吐息に変わるまで。
こういう種の期待は、ヴォルグは絶対にオレを裏切らないのだ。
完全に脱がしきるまでオレが我慢出来なかったカッターシャツは結局最後まで腕にまとわり付かせたままだった。くたりと横になったままの荒い息のヴォルグを改めて見直してそそられるなぁ、と思いながらオレは周りを見渡してタオルを探した。確かその辺に落ちていたはずなのだ。
「……………は………………速水、」
「あ?」
息も絶え絶えにヴォルグは恨めしくオレを睨み付ける。
「嫌……でス……、離れ、ないで」
伸ばされた腕を、オレは笑って受けた。
「ちょっと待てよ、拭いてから」
「嫌でス速水早く」
まるで無理矢理されたのはこっちなのだから、こっちの言い分も聞けといわんばかりの強制で、オレは出された精液が冷たいのは覚悟でヴォルグを抱き締めてやった。気持ちの良いものではなかったが、すぐに体温に馴染んでどうでもよくなった。柔らかな髪も撫でてやると、猫のように頬を摺り寄せてくる。イヌ科じゃなかったっけ、と思いつつも今にも喉からごろごろと音がしそうだ。幸せそうというか満足そうだ。
「…………………」
ヴォルグは何も云わずぎゅうぎゅうひっついている。もしかしたら、とオレは思うのが、行為のあとのこれがしたくてヴォルグは流されているのかもということだ。それほどヴォルグのこの様は幸福そうだ。
抱き締めたままふとヴォルグの後ろを見るとタオルを発見した。手を伸ばすとヴォルグが鳴いた。
「はやみ〜」
「な、んだその声」
「ダメです」
「違げーよ、タオルを」
「ダメ」
そう言ってオレを更に抱き締める。もちろん手はタオルに届かない。ったく、と呟いて額同士をごつんと合わせた。
「なに甘えてんだ」
「当然の報酬でス」
「なんだそりゃ、割りにあってんのかよ?」
「じゃあ毎日、して下さイ………」
「いや、しつけは肝心だから」
「なんのしつけですカ!」
ヴォルグがビックリしたように返すのがおかしくてオレは笑った。
「お前じゃねえ。オレのだよ」
「……へ?」
「つか、マジで風邪引くから。ちょっとだけ離せ、な?」
うーん、オチが思いつかなかった…
ロシアに桜はあるのか?(^^;)。
「あんまり、桜は木って言わねーな。花って言うかな。桜の木、って言葉は使うけど」
「ヘェ?」
日本にいたときに、満開の桜の花を見る機会は一度もなかったのかと思うほどに目の前のヴォルグははしゃいでいる。遠くからしか見たことがなかったようで、近くで見てみたいというヴォルグの言葉に、こうして小学校の校舎のそばにお邪魔している。ここなら誰も来ないし一本しかないし、桜の講義をするには持ってこいだ。
「よく見てみろ」
オレは近くの枝を掴み、引き寄せる。
「遠くから全部まとめて見んのと、近くでひとつだけ見るってーと、感じが違うだろ」
「…………ほ………本当でス!! ひとつひとつがお花でス! ええええ、この木全部がひとつの花じゃないんですネ」
つねに中途半端でもうしわけない…
喫茶店にて速水と大沢
たわいない会話の中でふと沈黙
「………………」
「………………」
「…………あのさあ」
「…………おう」
「何でオレがロシア人とこういうことになってんだろう………」
「せやな……おまえがロシア人に押されてもしくは犯されてなしくずしに……とかゆうんやったら判るけど、おまえが攻めとるんやもんな……」
「……………言うな……………」
思い出したように悩みだす速水とかがツボです。
ナチュラルボーン受け子ちゃんヴォルグ(大笑)
うわ一年前のネタですけど(笑)
速水とヴォルグと大沢
男三人で集まって何気ない会話てなぁ…
「あ〜ごっつ腹減ったわ〜〜〜〜。あ〜ゴーヤ食おかな今日」
「ゴーヤチャンプルーか。旨いよなあれ」
「?? ゴーヤとは何ですカ?」
「あ? ああ、こんな形でキュウリをぶっとくした感じでイボイボがついててよ」
「…………(首を傾げて)それは動くんですカ?」
「っ…………(絶句)動くかバカ……!!!!!!」
「自分どないな教育しとんねん………………」
「そんな目で見るな!!!!! 違ぇよ!!!! つかなんでオレのせいなんだよ!!!」
速水ひとりが阿鼻叫喚の中、ひとり首を傾げるヴォルグたんでした。
さ、さいあく(笑顔)
恋する人に抱かれる。弱い部分を暴かれ、誰にも見せない部分に触れられる。これは夢だった。体に直接伝わる相手の情欲に、神経は活性化し脳細胞は靄がかかってゆく。夢。夢見ていたことだった。夢に見すぎて、これが現実のことであるのかもはやヴォルグには判らなかった。
(……速水、速水……)
ヴォルグは必死で速水の首に回した腕の力を強くする。力がどんどん抜けてゆく、違うところに力が入る。だめだ。ちゃんと速水について行かないと。でも。
「ウァッ、ア!」
ヴォルグは泣いた。速水にしがみつけることが嬉しくて。速水の腕が、手のひらが、指が自分に触れていることが嬉しくて、ヴォルグは泣いた。
速水はとても熱くて、初めて感じるその心地よさにヴォルグの頭から爪先まで痺れた。ああ、溶ける。溶ける。溶かされたい。きっと速水以外の人がそんなところに触れば自分は壊れてしまう。速水でなければ触ってもらえない。速水なら絶対大丈夫だ。速水にしか触れない。だから全部さらけ出す。怖さなら、もう、ない。全部を見て。速水だけに、たくさん触られたい。
「ンアッ、ア、あふ」
「ヴォルグ……」
荒い息で速水が呟く、否、語りかけている。大丈夫か。
ヴォルグはわけもわからず首を縦に何度も振った。何が何でも、この行為を、思いを否定することはしてはならない。
ヴォルグは速水に抱かれ初めてから一度も拒絶の素振りを見せなかった。自分の一番大事なところと、速水の一番大事なところとが繋がる時も、ただぎゅう、と速水にしがみついていた。
愛ではなく恋だと言った。それがこの証拠だ。これくらいしかない。自分はいま速水との行為のためならなんだってするだろう。恋だ。これは恋だ、なんて愚かで崇高な想い。一瞬でいい。恋する人と繋がれて、揺さぶられて、体液を交換しあって、それだけが目的だ。
(忘れないでくれ、速水)
激しく突き上げられながら仰け反って、ヴォルグはそれだけを想った。
わたしこれ完全に別れる前提っていうか別れる前日のお別れエッチのつもりで書いてて、読んでるひとにもそれが判るはずだろうとか思ってたけどいま読み返したら全然そんなことねえな。(笑)
(ピンポ〜ン)
「速水ぃ〜こないだゆうてたオススメのグラビア持って来たで!!」
「はあ!?わざわざそんなもんウチに持ってくんな(怒)」
「まあ見てみい、ストライクゾーンど真ん中やで自分。ジャーン♪『北の大地の白い妖精』ロシア人特集や!!!!」
「おっまえなぁ…(怒)」
「ホレ!このコなんて全身まぁ〜っしろ!!!うわぁこんなトコまで!!」
「えぇ?(←と思わずのぞき込む)」
後日
「はやみ!!!!!これなんですカ(怒)(怒)(怒)」
「う、あ、そりゃ大沢が……っっ」
「ヤッパリ女の子がイイんですネ〜〜〜〜〜(>_<)(>_<)(>_<)(>_<)」
「あああ待て待て待て……っっ;;;」
つう至さんネタをパロったネタを考えてしまった
速ヴォルだけどヴォル速でも可
大沢のしゃべりがぎこちないのはわかってますから〜残念!!
至はホモパロで女性関係の話になると途端にシリアスへ行ってしまうのでな〜(関係ない)
実は速ヴォル7つのお題とか考えていたのだが企画倒れになり申した。
そのうちのひとつ、『キッチン』
この人を好きだと思う瞬間がありすぎて困る、とヴォルグはぼんやり速水の後姿を見つめて思った。はっきり困るとは意識はしていないがきっとそうなのだろうとも。
流しに立った速水はさきほどから夕食の支度をしている。食器棚から皿を取る時に伸ばされた手首の骨とか、下の棚から油を取るのに屈んで戻った時のうなじの見え具合とか、コンロに移動する時に見える横顔の高い鼻梁だとか。
ああ、速水。
ヴォルグはなんとなくそわそわしだした。自分が今何をしたいのかは具体的に良く判らないが、ただ見ているだけなのではなくて、もっと、こう。
そこまで考えてヴォルグははっとした。そうだ。前にもこんな気持ちになって、後ろから抱き着いてみたところ、邪魔だ、うぜぇ、っつうかここのキッチンは低くてただでさえ腰が痛いのにお前が抱きついてきたら重心が前になって余計に痛い、だとか云われて怒られた。
ヴォルグはしゅんとなって、いいや、こうして速水を見ているだけでもと気を取り直して観察を再開する。
速水が振り返ったのでヴォルグは、ん?と首を傾げた。
「何やってんの?」
「速水を見ていまス」
「…………楽しい?」
「楽しいでス」
いやだからオチが無…
このネタはヴォルグたん女体化でこども産んでます。
赤ちゃんお披露目〜〜〜
大沢なら別に気にせず目の前で授乳させるよな気がするネタ
(一生懸命ヴォルグのおっぱいに吸い付く赤ちゃん)
「お〜、すごい飲んどる飲んどる。おいしいんかなぁ」
「あんまりうまいモンでもねぇよなぁ、ははっ」
「……………」
「……………」
「……………(はっ)い、いや!違っ…その、別にそういう意味じゃなくてだな?!こいつが胸が張って痛いっつうから、その、捨てるくらいなら、ってっ…そう!リサイクルだよリサイクル!」
「も、もういいでス速水、言えば言うほど墓穴でス」
「ワイなんもゆうてへんがな」
「♪おっぱいは〜赤ちゃんだけのモンやないんやでぇ〜♪」てな歌くらい大沢は知っとる。
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